東北の大地を走る。1,930kmで見つけた、まだ見ぬ景色

8月8日から10日まで、3日間の東北ツーリングに出かけました。

福島、岩手、青森、秋田、山形、そして宮城。

3日間で6県の県庁を訪れ、走行距離は合計1,929.9kmになりました。

数字だけを見ると、かなり走った旅です。

でも、今回の旅で一番印象に残ったのは、走った距離でも県庁をいくつ回ったかでもありません。

東北の広大な大地、そのものです。


目次

福島から始まった東北3日間

初日は黒磯からスタート。

福島県庁を訪れ、そのまま東北を北へ向かいました。

高速道路を走りながら、福島、宮城、岩手へ。

八幡平にも立ち寄り、岩手県庁を訪問して宿泊地へ向かいました。

途中、田沢湖にも寄る予定でしたが、ガソリンの残量を考えて今回は断念。

旅では、予定通りに走ることよりも、その時の状況を見て判断することの方が大切です。

この日は天候の変化もあり、雨が強くなる前に宿へ到着。

初日からかなりの距離を走りましたが、まだ旅は始まったばかりです。


八幡平から見えた、東北の大きさ

東北を走っていて感じたのは、とにかく土地が広いこと。

山があり、谷があり、その間を川が流れている。

道路は、その大地の中を縫うように続いています。

普段、街の中で生活していると、目に入るものは建物や道路、信号、人の動きが中心です。

でも東北では、視界の中に「土地そのもの」が入ってくる。

山の起伏も、川の流れも、広がる田んぼも、すべてがつながっている。

バイクでその中を走っていると、自分が巨大な自然の中を移動していることを実感します。


十和田湖から青森、そして秋田へ

2日目は十和田湖へ。

そこから青森県庁を訪れ、さらに秋田方面へ向かいました。

道の駅おおがたを経由し、寒風山、入道崎へ。

そして秋田県庁を訪問。

この日の走行距離は566.3km。

18時頃には宿に到着しました。

海沿いを走る区間もあれば、広大な田園風景の中を走る区間もある。

同じ一日の中でも、景色がどんどん変わっていきます。

特に印象に残ったのは、建物が途切れた先に広がる田んぼと山。

こういう景色を見ると、バイクでここまで来て良かったと思います。


鳥海グリーンラインを走る

3日目。

この日の楽しみの一つだったのが、鳥海グリーンラインです。

信号のない山間の道を、およそ30km。

車の流れや信号を気にすることなく、山と田園の中を走っていきます。

こういう道が好きなんだと思いました。

山の間に田んぼがあり、その向こうにまた山がある。

風が吹き抜け、道路の先まで視界が続いている。

観光名所というわけではありません。

でも、今回の東北ツーリングで印象に残った景色の一つです。


蔵王エコーラインから御釜へ

鳥海から南へ向かい、蔵王エコーラインへ。

ワインディングを楽しみながら山を上っていきます。

途中、御釜にも立ち寄りました。

ここでは約1.5kmの渋滞があり、到着するまで少し時間がかかりました。

予定通りに進まないことも旅の一部。

それでも、実際にその場所まで行って、自分の目で見る。

それが今回の旅の目的でもあります。

その後、宮城県庁へ。

これで今回予定していた県庁巡りをすべて終えることができました。

福島、岩手、青森、秋田、山形、宮城。

3日間で6県。

日本一周の足跡が、また一つ増えました。


帰り道で感じた、東北の広さ

最終日の走行距離は702.9km。

さすがに帰路は疲労が出てきました。

安達太良SAでは、予定より早めに休憩。

夜になってからは無理な追い越しやすり抜けを避け、交通の流れに合わせて走りました。

圏央道に入ってからは、暗さと車速に少し怖さも感じました。

そして20時30分。

無事に自宅へ到着しました。

3日間の総走行距離は1,929.9km。

かなりの距離を走りました。

でも、家に着いて振り返ってみると、数字以上に残っているものがあります。

それは、東北の景色です。


東北の大地は、生き物のようだった

今回、東北を走っていて何度も感じたことがあります。

山の起伏。

川の流れ。

広がる田んぼ。

そこを吹き抜けていく風。

それぞれが別々に存在しているのではなく、全部がつながっているように感じました。

まるで、東北という大きな大地そのものが生きているようでした。

都会にいると、どうしてもビルや道路、人の営みが視界の中心になります。

それが当たり前になっている。

でも、本来の日本はこういう姿だったのかもしれない。

山があり、川があり、森があり、田んぼがあり、その中で人が暮らしている。

そんな当たり前のことを、バイクに乗って初めて実感したような気がします。


1,930kmを走って

今回の東北ツーリングは、3日間で約1,930km。

福島から始まり、岩手、青森、秋田、山形、宮城へ。

6つの県庁を訪れ、八幡平、十和田湖、寒風山、入道崎、鳥海、蔵王など、まだ見たことのなかった景色を走りました。

そして改めて思いました。

日本は広い。

まだ見ていない場所が、まだまだたくさんある。

日本一周は、まだ終わりません。

これからも少しずつ、自分の速度で走っていきたいと思います。

まだ見ぬ景色、
そして、まだ見ぬ自分へ。

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この記事を書いた人

50代で大型二輪免許を取得。
日本一周を目指し、少しずつこの国を走っています。
特別な才能があるわけではありません。
ただ、「やってみよう」と決めて動き始めただけです。
まだ見ぬ景色に出会いながら、
まだ見ぬ自分を少しずつ更新していく。
この記録が、誰かの小さなきっかけになれば嬉しいです。

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