朝から始まった、長野へのショートツーリング
しばらく長期休暇は取れない。 だから今回は、日帰りで長野県を目指すショートツーリングにした。
目的はシンプル。 長野県庁を訪れること。 そして、その途中にあるまだ見ぬ景色を、自分の目で確かめることだった。
今回のルートでは、以前から気になっていた「嬬恋パノラマライン」を走ることも一つの楽しみだった。
高速道路を使いながら北へ向かう。 朝の空気は少しひんやりしていて、バイクにはちょうどいい気温だった。
長距離フェリー旅のような特別感はない。 けれど、こういう日帰りの一日にも、その土地の空気を感じる時間はしっかりある。
日本一周は、一気に走り切るものではなく、こうした積み重ねなのだと思う。
長野県庁へ到着
今回の目的地の一つ、長野県庁。
今回もバイクを比較的スムーズに停めることができた。 地方都市の県庁は、バイク駐車場所が比較的確保しやすい場所も多く、実際に走ってみると安心感がある。
県庁前で写真を撮る。 その一枚一枚が、旅の記録として積み重なっていく。
嬬恋パノラマラインへ
長野県庁をあとにして向かったのは、嬬恋方面。
そして今回のハイライトの一つだった「嬬恋パノラマライン」。
実際に走ってみると、名前の通り視界が大きく開ける道だった。
空が広い。 畑が続く。 遠くの山並みが見える。
派手な観光地ではない。 でも、こういう景色に強く惹かれる。
バイクで走っていると、風景の中に自分が入り込んでいく感覚がある。 車で通り過ぎるだけでは残らない景色が、体感として残っていく。
嬬恋の空気は静かだった。 道も走りやすく、自分のペースで流していける。
日本には、まだこんな景色がある。 それを実際に走って確認できることが、今は純粋に嬉しい。
帰路へ
今回の走行距離は、およそ450km。
以前の自分なら、これだけ走ればかなり疲れていたと思う。 実際、数年前なら帰宅後はヘトヘトになっていたはずだ。
けれど今回は、不思議なくらい疲労感が少なかった。
もちろん体力的な疲れはある。 それでも、最後まで気持ちよく走り切れた感覚が残っていた。
もしかすると、九州一周の経験が自分の中の「長距離の基準」を変えたのかもしれない。
フェリー移動も含めて走った九州の旅は、自分が思っていた以上に経験値になっていたのだと思う。
450kmという数字に構えず、自分のペースで自然に走れている。 それは少し、自信になった。
疲労感よりも、走る気持ちよさの方が強く残った。 そんな一日だった。
日帰りでも、旅はちゃんと残る
長野県庁。 嬬恋パノラマライン。 上里SA。
一つ一つは派手ではない。 でも、その日の空気や疲労感、景色はしっかり記憶に残っている。
長期休暇がなくても、日本一周は続けられる。
日帰りでもいい。 短い距離でもいい。
少しずつ、自分の速度で走っていく。
今回の長野ツーリングは、そんなことを改めて感じる一日だった。
まだ見ぬ景色、 そして、まだ見ぬ自分へ。
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